ペットと水について 獣医師 伊地知功史先生|天然水を使ったウォーターサーバーでお客様の快適な生活を支えます!

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フレシャスの水は軟水なので、ペットが飲んでも大丈夫。健康は食べもの飲みものからはじまります。

ペットにはどんな水がいいのか。ペットの健康を保つために気をつけることは。
獣医師の伊地知功史先生に伺いました。

獣医師の伊地知功史先生

――ペットの健康において、
水はどんな存在でしょう?

伊地知   水分はとても大切です。動物は、水を摂って排泄物として排毒をする。ドライフードは自然界にはありませんから、慢性的に水不足になりやすい問題があります。もちろん「水をよく飲んで」とワンちゃんに言っても飲んでくれません。まずは食事の水分量を増やすことがオススメ。具体的には、ドライのペットフードは水でふやかす、または手づくりペットフードをあげる。ドライフードだと水分が少なく、老廃物を排毒できなくなったり、血液循環が悪くなったりしますから。

――お水はどんなものをあげたらいいでしょうか?

伊地知  日本で飼っているのだから、風土にあった日本の水が一番いいと思います。人間もペットも同じ水や食べものを摂るのが自然。水で溶く希釈タイプの薬は、水道水よりミネラルウォーターで溶く方がいいと言われています。ただし過剰に高価な水 (ペット専用の水等)を与えるのは行き過ぎ。フレシャスは軟水なので、ペットが飲んでも大丈夫。どんどんあげてやってください。また防災の観点から、非常時に水を買いに走るより、ウォーターサーバーのストックがあると安心ですよね。

犬の画像

水を摂り過ぎすぎも摂らなすぎもNG。水で健康チェックを。

獣医師の伊地知功史先生

――水を飲む量やタイミングで気をつける点はありますか?

伊地知  食事や散歩の後には、水を与えてください。犬や猫は、一日で体重1キロ当たり約50cc飲みます。10キロの犬なら500ccほど。夏場で暑かったりたくさん運動したとしても、倍量までは飲みません。もし水を平均飲水量の2〜3倍多く飲むようでしたら、病気の可能性があります。逆に水を摂らなさすぎると、脱水症状に。口の中を触ってみて乾いていたり、首あたりの皮膚を引っ張ってすぐに元に戻らず、ゆっくり皮膚が戻ったら危険信号。おしっこの色が普段より濃い場合も脱水の目安になります。

――先生が推奨する手づくりペットフードについて
教えてください。

伊地知  市販のペットフードには添加物が含まれているものが多く、特にドライフードだと水分摂取量が少なくなります。なにより手作りの「生きた食事」には、飼い主さんのハートが入っています。昔から犬には人間の残り物を与えていたので、手づくりに気負うことはありません。市販品に肉や野菜を加えるくらいから始めてみてください。ペットの病気を防ぐのは、まず食事。うちの患者さんの同じ年齢の老犬を見比べても、手づくりフードか否かで、動きの元気さが全く違うんです。

――ペットの病気を予防するために大切なことは?

伊地知  まずは食事です。ペットは人間より代謝がいいので、すぐに身体に反応が出ます。小さなペットはたくさん食べないので、その分いいものを選んで。市販品なら添加物が少ないものを。大量に買うと酸化してしまうので、少しずつ買って新鮮なものを与えてください。尿結石の原因になるのは「リン酸マグネシウム」の過剰摂取。4キロの猫に与える尿結石症予防ペットフードでも、通常マグネシウムが20mg入っています。つまり20mgの摂取は、心配しなくても大丈夫ということ。フレシャスのマグネシウム量は1.2〜1.9mg/l。

犬の画像

4キロの猫が飲む水の量が200ccとすると、マグネシウムはまったく気にしなくていいと思います。後はペットのストレス解消にもなり、筋肉の具合や毛が抜けてないかなど身体の健康をチェックできるペットマッサージもいいですよ。飼い主さんが行うことで、コミュニケーションが深まります。

伊地知功史先生

獣医師。1962年山口県生まれ。1987年酪農学園大学修士課程修了。2000年より川崎市高津区にて「かわさきもみの木動物病院」を開業。西洋医療だけに頼らず、漢方薬、サプリメント、代替補完療法、ホメオパシーなどを取り入れたホリスティック的な医療を考えている。特に予防医学や体質改善の観点から手づくりの食餌療法を勧めており、病院では専門スタッフによる食事指導を個別に行っている。監修の出版物に「かんたん・ごきげん!おいしい犬ごはん+おやつ」(成美堂出版)がある。日本ホメオパシー医学会認定獣医師。医学博士

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