世界各国の水事情をレポート!フランス編|天然水を使ったウォーターサーバーでお客様の快適な生活を支えます!

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世界各国の水事情をレポート!Water Server in the world

世界有数の水道先進国と言われる日本。では海外の水事情は日本とどう違うのでしょうか。
そこで今回は、各国の水道とウォーターサーバーのあれこれを調査してみました。

レポート一覧
  • アメリカ合衆国
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フランス
フランスFrance

地域色豊かな水の国
目的ごとに賢く使い分け

ナチュラルミネラルウォーター
人気の高いフランス

アメリカでは、食料品の買い物は週に一回まとめてするのが一般的。

日本に流通している海外の天然水の多くはフランス産だが、硬度は様々。硬水/軟水の中でも商品によってかなり硬度差があり、飲み口の違いにつながっている。

厚生省による水質管理が徹底しているフランスでは、水道水の価格が3.56€/m³と、ヨーロッパ諸国の平均4.01€/m³と比べて安価で、全土を通して水道水の飲用が可能です。そのためか、じつに66%のフランス人が水道水を飲食に利用しています(2016年フランスのアンケート会社による調査)。しかし、水質は地方や地域によって様々。フレシャスと同様20度程度の軟水の地域もあれば、1000を超えるような高い硬度の硬水地域もあります。そこで、料理には水道水を利用し、飲むためにはペットボトルのミネラルウォーターを購入する、と使い分けている人も多くいます。

ペットボトルのミネラルウォーターは多種多様で、地域の特性を生かした数多くの商品が販売され、人々の生活に深く浸透しています。健康意識の高いフランス人は、ペットボトルのミネラルウォーターの硬度や含有成分を確認し、自分の健康状態に合わせて飲み分ける人が多いそうです。また、持病を持っている人は医者からミネラルウォーターを勧められることも多く、ミネラルウォーター人気を支える一因になっていると考えられます。日本同様、大型のスーパーマーケットやディスカウントストアで大量購入する人が大多数で、近年はインターネットで購入する人も増加傾向にあります。ちなみに、日本でもおなじみのエビアン水の硬度は304mg/Lで、非常に硬度の高い硬水。フレシャスの水は24mg/Lの軟水ですから、飲み口の違いは歴然ですね。

“冷たい飲料水を飲む環境”を企業が保証

冷たい飲料水を飲む環境を企業が保証

では、ウォーターサーバーの利用状況についてはどうでしょうか。2008年、フランスでは労働法によって、「企業が従業員に“冷たい飲料水を飲む環境”を保証すること」が義務化されました。さすがは人権尊重の国・フランスらしい法律ですね。今ではほとんどの大企業には常温水と冷水が出る2つのレバーを持つウォーターサーバーが常設されています。ヨーロッパ圏の国では炭酸水を愛飲する人が多いため、ホテルやレストランなどでは常温水と冷水のほか、お湯と炭酸水の4タイプを提供できる業務用サーバーも増えてきているようです。また、それらの大多数は企業の会議室や受付、廊下などに配置されるため、デザインも重要。ウォーター部分を隠したり、こだわりの素材や色を採用したりと、スタイリッシュなサーバーが多岐にわたって展開されています。これもやはり、ファッションセンスを重視するフランスならではの特徴と言えそうですね。

天然水ウォーターサーバーは根強い人気

一般家庭へのウォーターサーバー普及率はそれほど高くはありませんが、天然水を提供するウォーターサーバーは根強い人気があります。とくに富裕層を中心に“良質な天然水”が注目されており、有名銘柄の天然水のウォーターサーバー市場の裾野は徐々に拡がりを見せています。しかし、室内装飾の統一感の観点からキッチンやリビングにウォーターサーバーを置くことや、工事の必要な浄水システムの導入に抵抗を覚える人は多く、水道水を飲用している家庭がまだまだ多いのが現状です。ただし、水道水をそのまま飲んでいるわけではありません。水道水飲用派のうち約25%が浄水カラフェなど浄水フィルターを通して利用しているとのこと。もっともポピュラーなのは、フィルターカートリッジ付きのポットタイプ。最近のトレンドとしては、蛇口に直接取り付けるタイプの浄水フィルターや、家庭用小型浄水器・OSMOSEUR ORIGINEなどが人気の模様です。OSMOSEUR ORIGINEは、フィルターを複数回通すことで「ほぼ100%の不純物やにおいを取り除くことができる」とされ、富裕層を中心に人気が高まっているそうです。自宅では浄水フィルターを使用し、外出先ではペットボトルを購入、オフィスではウォーターサーバーの水を飲む……と、生活空間の様々な場面で上手に水を飲み分けているフランス人。一様に水に対する意識が高く、好みやこだわりが強いことがわかりますね。

猛暑対策にもウォーターサーバーを

ヨーロッパでは年々平均気温が上昇し、例年猛暑を迎えています。2019年6月にはフランス南部で46℃が観測され、日本でもニュースになったのは記憶に新しいところ。パリでは40℃を超える日が珍しくなくなりました。しかし、フランスをはじめヨーロッパ諸国の多くでは、飲み物に氷を入れて飲む習慣がありません。いつでも冷たい水が飲める環境は、今後ますます重要になるでしょう。現在は企業や飲食店向けのウォーターサーバーが主流ですが、一般家庭向けのおしゃれなウォーターサーバー需要が増えてくるかもしれません。

基本情報
人口:
約7,200万人(2017年時点)
平均世帯年収:
26,431ユーロ(310万9,742円)
水事情:
国民の健康問題を管轄するフランス厚生省によって、水質管理は徹底されており、全土を通して水道水の飲用が可能。山や海が多いため、地域ごとに水質、特に硬度に差がある。

※ パリの世帯年収(2015年insee調べ)